キッチン上部のカウンターは通常よりも幅広にしてディスプレイスペースに。出来上がった料理を置くのにも便利。バリエーションに富んだ照明もO 夫妻と川島氏の3 人でセレクト。床材は時がたつほどに色に深みが増すマホガニー。
壁を三角形に掘り込んだディスプレイスペース「川島サンカク」。
ダイニングテーブルそばのカウンター。子どもの勉強机としても活躍。
壁面の角を2面利用した「川島ニッチ」。タイルを貼り込んで個性的な仕上がりに。
「学校から帰った子どもの顔を毎日見たい」と要望したのがリビング階段。ちょっとした会話が家族の絆を深めていく。
収納もできるベンチシートの上に設置した照明は可動式。伸ばせば読書にピッタリな手元灯に早変わり。
書斎はこもる場所というのが一般的だが、あえてガラス張りに。
リビングのスケルトン階段を上がると左手に部屋干しスペースが用意されている。雨の日も洗濯物を干しっぱなしにできる。取材は2 月の寒い日だったが、エアコン1 台で家じゅうが暖かい。
書斎からリビングが見渡せ、そばでピアノを弾く子どもも眺められる。
物件について
「自分では想像できないアイデアをどんどん提案してくれて。任せて良かったと心の底から言えます」。FSの川島氏が奥さまのご親戚の家づくりを担当した縁もあり、住んでいる感想を直接聞いてFSに決めたそう。「子どもが走り回れる家」「リビング階段」「解放感」を要望として川島氏に伝え、提案された間取りで一発OK。「壁紙や床材ってサンプルを見ても小さくてイメージが湧きづらいし、間取りだって住まないと分からない。だから、全部任せました。住んだ後にこんな細かい部分まで考えてくれてたんだって、驚くことがあります(笑)」とご主人。今日もO邸では、家族のにぎやかな声が響いています。