LDK と玄関の仕切りにはガラスの引き戸を入れる事で、玄関を広く見せている。
脱衣所の隣に設けた部屋干し。 天井の物干し用アイアンはご主人のご友人作。天気が良い日はここからそのまま外干しに持っていける。 アイロン台は造作したもの。
床に、 壁に、 天井にと、レッドシダーの無垢板をふんだんに施工。一つとして同じ表情はなく、 空間に遊び心と温かさをもたらしてくれる。
市街地にありながら、豊富な自然に囲まれた立地。窓から見える景色は森の中の家、という印象だ。
キッチンの壁にはタイルを採用。 「川島さんのセンスを信じて、ほとんど全部お任せしました。結果、大満足です!」 とご夫妻。
キッチン隣のパントリー。 色々なものが貼れるよう、マグネット対応の壁にしてある。
スケルトン階段右手の壁には、 「角」を活かしたディスプレイスペース、川島ニッチが。夜は専用のスポットライトが照らしてくれる。
寝室の室内窓を開けると、 LDK にいる家族にも声が掛けられる。
洗面台は既製品と造作を組み合わせた。 収納スペースもしっかり確保しながら、 スッキリとしたレイアウトに。
「冬でも朝だけエアコンをつければ、 日差しで自然とあったかい。 不思議なくらい快適です」とご主人。 手前に見えるウッドデッキは夏はプール、 BBQ と大活躍。
物件について
子どもの小学校入学を機に、家づくりを考えはじめたという N 夫妻。「車移動している時も、家が気になっちゃって。ある時 『かっこいい!』 って家があったんです。その後、 本屋で住宅の本を見ていたら、同じ家が載ってて…。詳しく見たら FS 川島さんの自宅だった。 運命的な出会いです (笑)」とご主人。 FS に電話し、川島氏を指名する形となりました。要望を伝えた上で、プランニングは川島氏にお任せ。 「自宅での実体験を活かして、さらにブラッシュアップした形で設計しました」 と川島氏。 「本当に細かいところまでこだわってくれたんだと、住む中で改めて実感しています」。 ソファで、 奥さまはそう微笑みます。