ダイニングのテーブル、 ベンチとリビングのローテーブルはご主人のお父さまの手づくり。 見事な仕上がりに驚き!
テレビボードはホコリがたまらないよう造作で壁付けに。
室内どこにも 「白色」 がない。 白く見える壁紙も、実はグレーを採用している。 全体をダークトーンで統一することで 「心地よい薄暗さ」に。 「アパート時代は、室内が床まで全部白で…。汚れや傷が目立つし、何より落ち着かなくて…」 とご夫妻。
小上がりの和室。 右側の格子部分は、構造上省けない壁の圧迫感を無くすために採用したアイデア。 段差部分には収納が隠されている。
小上がりの和室。 右側の格子部分は、構造上省けない壁の圧迫感を無くすために採用したアイデア。 段差部分には収納が隠されている。
2階吹き抜けから見下ろした LDK 。 左手に見えるのは保育士である奥さまが愛用しているピアノ。
ダイニング部分のみ吹き抜けにすることで空間に変化が生まれ、 広がりを感じる設計。
キッチン横には壁を掘り込んでマガジンラック的なスペースに。 ダイニングテーブル側にディスプレイスペースを設け、落ち着いたグレートーンでキッチン背面の色と合わせたタイルを施工。
ご主人の書斎。 色々遊べるように、左手の壁はあえて合板仕上げに。
物件について
O 夫妻が重視したのは営業マンではなく設計士と直接話せる会社を選ぶことでした。 「間取りや設備などはプロに任せた方が良いと思って。私たちの要望だけ直接設計士さんに伝えて、それを形にして欲しかったんです」 とご夫妻。 その見込み通り、 O 夫妻の家づくりはスムーズに進みました。中でも夫妻が満足しているのは動線設計。キッチン裏に WIC を設けることで、キッチン→洗面所→ WIC →ウッドデッキという流れができ、家事にかかる時間が大幅にカットできたそうです。プランや間取りに頭を悩ませる時間が省けた分、壁紙や照明、スイッチパネルに至るまで、ディテール部分にこだわることができました。