床材は1階に硬くて丈夫なチークを採用。 漆喰と無垢材をふんだんに使った住まい。
寝室のベッドは、子どもが小さいので足を外して低めに。 将来的に高さを戻した際にちょうど良い場所に物を置けるスペースを配置した。
玄関左手の扉はシューズクローゼット。 上部には明かり取り用に開口部を設けた。
漆喰の消臭効果で匂いが強い食事をしても、一晩で気にならなくなるそう。
将来子ども部屋になる空間。 2階の床材は無垢のヨーロピアンバーチをセレクト。
引き戸で個室にできる和室。 普段は子どもの遊び場に、来客時には客間にと重宝するスペース。
テレビ台以外の収納が見当たらないリビング。子どもが走り回っても安心。「必要ないものは買わない。 いらなくなったら悩まず捨てる」。そのシンプルなルールを守ることで、物が増えない生活は可能になるそう。
樹脂デッキを採用した理由は奥さまの実体験から。「実家が無垢のウッドデッキなんですがメンテナンスしておかないと、ささくれて危なかったんです」
キッチン足元には水や汚れに強いタイルをセレクト。 手元部分の目隠しを兼ねたカウンターは少し高めに設計。
吹き抜けの 3 連 FIX 窓から光が降り注ぐ。 断熱性能が高いので、ファンで空気を循環させ、部屋中を一定の温度に保てる。
物件について
夫妻が家づくりで最優先したのは室内の寒さや暑さを左右する断熱性能。断熱性能が高いと快適で過ごしやすい家となり、結果的に光熱費も節約できるためです。室内のデザインについてもこだわりがあります。「たくさんの物件を見学する中で、特に参考になったのは家具が入っている物件でした。常に、どこにどんな家具を置きたいかと、全体のバランスをイメージしながら見学していたので」と奥さま。見学会だけでは飽き足らず、Pinterest などもくまなくチェックし、アイデアを集めました。奥さまの言葉通り、飽きの来ないシンプルな素材を活かした「快適性とデザインが調和する住まい」となりました。