【防災blog⑧】天気予報が「もっともっと」楽しくなるはず。
ブログを開いていただきありがとうございます!
ファーストステージ つくばブランチの川崎です。
今回は「天気予報」で用いられる用語解説の後編です☀
▼前編はこちらから!
ちなみに、「気象予報士になるには?」と調べたら、物理学の知識が必要とのこと。
茨城で気象について学べる大学は、筑波大学の「地球環境学主専攻(生命環境学群・地球学類)」や
茨城大学の「気象学専攻(理学部・地球環境科学コース)」があるようです!
■台風 |
そもそも、最大風速が17m/sの熱帯低気圧を「台風」と呼ぶのですが、その強さにはランク付けがあります。
最大風速が33m/s以上44m/s未満のものを「強い」、
44m/s以上54m/s未満のものを「非常に強い」、
54m/s以上のものを「猛烈な」と表すことになっています。
また、台風の大きさは、強風域(風速15m/s以上となる円)の半径が
500km以上800km未満のものを「大型(大きい)」/800km以上のものを「超大型(非常に大きい)」と表現します。
ニュースで、「大型で猛烈な台風」という表現を聞いたことがあるでしょうか?
誤解を招くことが無いように、繊細な言葉選びがなされているのです。
ところで、気象庁では、「令和7年台風第1号」のように発生順で台風の名前をつけますが、
「台風のアジア名」も存在します。
アジア名は、14の国と地域が加盟する「台風委員会」が定めたもので、
各国が10ずつ持ち寄った140のアジア名リストを作成しています。
台風の発生順に名前がつけられ、140番目に到達すると1番目に戻ることになっています。
ただし、甚大な被害をもたらした台風は、繰り返し使わずに「引退」します。
最近では、2023年に台風11号が中国広東省で猛威をふるい、アジア名「Haikui(ハイクイ)」が使用中止となりました。
※「Haikui」は、中国語で「イソギンチャク」という意味だそうです。
■風雨 |
台風には大きさ・強さのランク分けがあるとお伝えしましたが、雨と風にもランク分けがあります。
雨量と風速によって、用いる「気象用語」が決まっています。
「ハイドロプレーニング現象」とは、高速走行時 車輪と路面の間に水の膜が張ることで摩擦力が失われ、
ブレーキが効きにくくなる現象です。
「激しい雨」が降っているときは、スリップに十分注意してください!
平均風速は10分間の平均、瞬間風速は3秒間の平均をとったものです。
「m/s」という単位にあまりピンと来ないと思いますが、
25m/s=時速90km、30m/s=時速およそ110kmと換算することができます。
常磐道の一部で最高速度110km/hの区間がありますが、かなりのスピードだとお分かりいただけるかと思います。
※それぞれ、人と走行中の車への影響を示していますが、あくまで目安です。
同じ雨量・風速でも、地理条件等によって、これ以上の被害をもたらしたり、逆に小さな被害にとどまる場合もあります。 |
実際には、気象警報や自治体からの避難情報に注意し、
自らの命に危険が迫っていると感じたときは速やかに避難をしましょう!
■天気予報を見たく/聞きたくなりましたか? |
天気予報は、傘の必要性、洗濯ものの乾き具合、花粉の飛散量など、生活に身近なところから、
大雨・強風・土砂崩れといった災害への警戒を呼びかけるところまで、
わたしたちの暮らしに欠かすことのできないコンテンツになっています。
そんな天気予報を見聞きすることが、少しでも「楽しみ」になってもらえたら嬉しいです。
ファーストステージが手掛ける家も、日々の暮らしを快適に過ごせるような設計から、
災害時も在宅避難ができるような丈夫な構造まで、お客様の「生活の質」を上げる家づくりを行っています。
家にかける想いをお伝えする【無料相談会】を随時実施中。
皆様のご参加をお待ちしております!
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!
茨城県で注文住宅を手掛けている会社
ファーストステージ つくばブランチの川崎でした。
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